求職者から敬遠される求人情報を掲載していませんか?
求人を募集するために、求人サイトや求人雑誌などに求人情報を掲載している企業様も多いことと思います。
しかし、求人案件の内容や載せ方次第では、求職者からブラック企業と捉えられ、その方の候補から外れてブラックリストに入れられてしまうかもしれません!
そういったことを避けるためにも、求人の載せ方や内容について以下の点を参考にチェックしてみましょう。
全てが絶対に当てはまるというわけではありませんが、多少なりとも参考になる部分はあるはずです!
1.誇張しすぎる求人情報になっていないか
まず、ブラック企業の一つ目の特徴としては、明らかに嘘だとわかる記載や、あまり信頼できない情報を記載していることが挙げられます。
例えば、やる気次第で収入が上がり、場合によっては年収1000万円も可能などといった、誇張した表現を使っている企業の情報は求職者から避けられる傾向にあります。
他にもすぐに管理職になれる、スペシャリストを目指せるなども、偽りではありませんが、入社した時点で誰にでもあてはまることとなるので、これらの誇張した文章も避けられがちです。
2.良くある言い回しを使っていないか
また、未経験者歓迎という文章を使っている求人案件もかなり多いですが、誰にでもできる簡単な作業しかないと捉えられてしまい、成長志向の高い優秀な人材が応募しづらくなる傾向にあります。
アットホームな職場、働きやすい職場、離職する方が少ないなど、根拠のない言葉を使う場合もあります。
しかし、本当に良い会社であれば、他にもメリットや魅力となることはこれら以外にもたくさん出てくるので、こちらもブラックの匂いがしやすく、就活を長く行っている方や、勘の良い方は敬遠してしまいます。
3.給料が高すぎないか
意外かもしれませんが、同業者と比較して、高い給料を提示するというのも、あまり好ましくはないと言えます。
初めから高い給料を提示しているのは、「高い給料でないと続けていく社員が少ないのでは!?」という解釈をされて、じっくりと長期間会社に勤めたい人からすると選択しづらいです。
ガッツリ稼いでさっさと辞める!という方が欲しければ給料を高くするというのも1つの方法かもしれません。
4.教育制度や社員年齢
丁寧に仕事を教えます、ノルマはありません、20代30代の社員が中心の職場などの建前もブラック企業の特徴となります。
丁寧に仕事を教えますという表現を使う時には、教育制度が整っていないため、そのような表現で言いかえることしかできないためです。
ノルマはありませんという表現は一見良いように思えますが、会社によっては作業の量ではなく、目標や販売計画をノルマと書いていることもあり、実際には入社してノルマがある場合も。。。
そのため、現在ではこのような表現を使っている求人案件は避けられてしまいます。
20代30代中心や若い社員が中心と記載している企業もありますが、長く続けることができない、離職率が多いと思われてしまいます。
5.頻繁な求人募集
求人情報を頻繁に載せていたり、様々なサイトや雑誌で求人を募集している企業も、人が集まっていないという証拠となるので、もし求人を載せる場合は載せるサイトや雑誌を絞ったり、サイトを変えるなどの工夫が必要となっていきます。
大手の求人サイトに複数登録をしているという方は多いので、大手のサイトに求人を掲載した後は、大手以外のサイトを利用するという方法も有効となります。
応募してから働き始める期間が1週間程度の企業もありますが、こちらも人材不足の企業によくありがちなパターンとなるので、応募してから働き始める期間は少し長めに調整をされると良いでしょう。
6.写真が載っていない。少ない。
文章だけでなく、写真にも気をつけましょう。
求人情報に載っている写真の枚数は何枚ありますか?
求職者は応募する求人情報を選ぶ時に見るのは福利厚生や給料だけではなく、社内の雰囲気を捉えるために、良く写真をチェックしています。
その写真がフリー素材の写真だったり、社員や社内が写っていないとどうでしょう?
写せない理由があるのではないか、と捉えられてしまい避けられてしまわないでしょうか?
ぜひ色々な写真をたくさん掲載するようにしましょう。
じゃあ何を載せるといいの?
逆にホワイト企業の特徴もあります。それは、離職率が低いことです。
他にも休日が年間で120日以上、福利厚生が充実しているなど、社員が会社だけに縛られず、豊かな人生を送られる制度づくりということも注目が集まってます。
採用する側のエゴではなく、働く側の立場にたった求人情報を掲載すること、これが一番重要です。
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